外国人おもてなし語学ボランティア育成講座を受講してきました
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久しぶりの更新となってしまいましたが、細々と活動はしておりました。
去年の夏頃から今年の春頃まで、通院続きでへこみまくっていましたがなんとか復活!
毎朝「絶好調だぜー!」とニヤけながら一日が始まります。
へこんでる時のことはまた気が向いたら書こうとは思いますが、まずは楽しかったことを書いていきますね。
もう数か月前になりますが、「外国人おもてなし語学ボランティア育成講座」というものを受講してきました。 一時期よくテレビや新聞で見かけて気になっていたので思い切って応募してみました。
「外国人おもてなし語学ボランティア」とは
日本を訪れる外国人が安心して滞在できる観光を整えるため、街中で外国人に積極的に声をかけ簡単な外国語で道案内等の手助けをしてくださる語学ボランティア
今回私が参加したのはそのボランティアを育成するための講座です。
※資格取得の講座ではありません。
※東京オリンピックの公式ボランティアの講座ではありません。
※受講しても東京都から仕事がくるわけではありません。
リオのオリンピックが終わりいよいよ次は東京!
都民としてできることは?
自宅に余裕があればホームステイの受け入れ先になることもできますね。 寝室の用意ができなくても食事に招いて日本の家庭料理をふるまうだけでも喜ばれそうです。
もしくはこれからガイドの資格を取って東京を案内するとか。
でも・・・・・
そこまではムリだけど東京オリンピックでは自分も何かに携わりたい。けれど特別な特技はないし、でも日本を訪れる人たちに何かしてあげられないか?と考えてる人も少なくないのではと思います。
私もそのひとりです。
オリンピック会場での公式ボランティアともなると1日8時間、10日間できる人というのが条件のひとつなのだそうです。 それでは今すでに50代に突入してる私などは体力が心配。ほかの人に迷惑がかかるのではないかと遠慮してしまいます。
そんなに仕事を休めないという人もいるでしょう。
ですが道や駅などで困っている観光客の方に声をかけて、お手伝いをするぐらいならできそうな気がします。
この講座に参加できるのは、15歳以上(中学生不可)で東京都内在住or在勤、コース日程すべてに参加できる人になります。
コースについて
・おもてなしコース
おおむね英検2級、TOEIC500点以上か同等の英語力のある人が対象
1日だけのコースで、おもてなしやコミュニケーションについて学ぶ
・セットコース
英語力が上記に満たない人向けで、簡単な英語を身につける講義が加わる
全5回のコース 講義は日本語で行われる
私はおもてなしコースを選んだので英語の講義についてはわからないのですが、TOEICがギリギリ500点ぐらいなのでどちらを受講したらいいのかしら~と迷われてるのでしたら、「おもてなしコース」でも大丈夫かな?という感じでした。
500点なくても知ってる単語で勝負するぜ!という度胸があればOKな感じ。
英語力よりもコミュニケーションを取ろうとする気力が大事。
「おせっかい力」ですね^^
東京人のクールを装った仮面の下に隠れてる「おせっかい」を発揮するチャンスです!
「冷たくて他人に無関心」なんて誤解されがちな東京人ですが、実はおせっかいなところがあるんですよ。
人の役に立ちたくてしかたない! ただ、立ち入りすぎに気を遣うばかりにパッと見、無関心に見えるだけであって。
それはさておき。
テキストには簡単な英語での例文も載っており、難しいことを話さなければいけないような内容でもありません。
むしろどうやったら知ってる単語を使ってわかりやすくコミュニケーションをとるか?ということに気づかせてくれる内容です。
前後や隣の席の人とのグループワークもありますが、英語ペラッペラ~の人は少なかった印象です。みんな少し自信なさげに、簡単な英単語や日本語に身振り手振りをまぜこぜにして、でも一生懸命伝えようとがんばってました。 私も「えー、あー、・・・」を繰り返しつつ冷や汗かきながらなんとか乗り切りました(^^;;
英語でなんと言えばいいかわからないときはコレ↓
I don’t know how to say it または I don’t know the English wordと言って、あとは日本語とジェスチャーで強行突破です!
日本人がやりがちなんだけど、黙ったままうつむいて思い出そうとするのはNGですよん。
ちゃんと相手が言ったことを聞いてたよ、でも今すぐわかんないのー、なんて言えばいいかなぁ~、というのを即時に表現。わかってもわからなくても反応、リアクションをとにかくすぐにすることが大切。
日本に住んでいて日本語でコミュニケーションしあえる間柄なら「こう行くと近いですよ~」なんていうのも通じやすいですが、街の作りや立体感のとらえ方?が日本や日本人とは違う外国の人にはたとえ多少回り道に思える経路でも、シンプルで目印がわかりやすい行き方を伝えるほうが結果的に迷うことなく早く目的地に着けるのかもしれないなーということでした。
それから各国のタブー、やらないほうがいいジェスチャーなんかも教えてもらいました。 テキストにも記載されているので家に帰ってからも復習ができます。
難しかったのは、なんとなく自覚はありましたがやはり、日本の文化について説明すること。
神社でのお参りのしかた、歌舞伎のこと・・・などなどは英語で説明ができないという以前に、そもそもちゃんとした知識がほとんどありません。
初詣も周囲を見ながらなんとかやってる、みたいな感じで。ホントお恥ずかしいです。
ま、ほかのみなさん(少なくとも私と同じグループ)もほとんどそんな感じではあったので、受講したいけど英語にも日本のことにも自信ないなあと迷っているのであれば思い切って行ってください!(笑)
講座終了後には登録証と缶バッジをいただきました。
登録証のウラ
これがあるだけでも多少は自信がもてるようになりますヨ♪
自己満足も満たされます^^
↑日本語ヘン?
それにですね、今から4年後でしょ?
語学は今よりもっと簡単にスマートフォンかそれにかわる何かでなんとかなる時代になってる気がします。
地図や乗換案内も今よりわかりやすく進化していれば迷子になることもそれほどないでしょう。
そのような時代に日本を訪れる外国の人が必要とすること。
人間でなければできないこと。
この4年で時代の変化を見ながら意識して過ごして、たとえ年齢が中高年であっても知識を身につけツールを使いこなして、どなたかのお役に立てたらよいなあと思います。
50代、60代だからこそできること、考えていきたいですね。
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